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医薬品の受託製造市場は、規制が緩和されるたびに発展してきたと言っても過言ではありません。昭和60年代初期に委受託工程の範囲が従来の2工程限定から最終包装を除く全工程に拡大され、1994年からの区分許可時代の到来によるさらなる規制緩和の後押しで、アウトソーシング機運は一挙に高まり、現在の市場形成へと至りました。 佐藤薬品工業ではこれらのビジネスチャンスを見逃さず、1964年の全自動カプセル充填機導入、1996年からの4度にわたる工場増設に見られるように設備投資、人員配置、新技術の体得をタイムリーに実践し、委受託製造を積極的に推進、この考え方はこれからも変わることはありません。 製造の全工程委受託時代を見据え、6,000パレットの保管量を誇るラック倉庫、ワースター装置やハイコーターFZを中心とする製造棟の増設を終えた現在もなお、次なる目標を常に探索しています。 先進設備と技術スタッフの有機的結合によるシナジー効果を発揮することにより、市場が求める製品をタイムリーに創出することができ、ひいてはそれが社会への貢献へとつながる――このような考え方のもと、佐藤薬品工業はさらなる市場拡大を図るとともに、企業としてのグッドウィルを醸成していきたいと考えています。
カプセル充填一貫ライン
サニタリードラム洗浄層
DM-250
カプセル自動外観検査機
CVIS-SXX
錠剤自動外観検査機
TES-100
カプセル充填機
LIQFUL-F80
スパイラフロー
V型混合機
SVM-1250
ハイコーター
HC-130N
スラット式計数充填機
TCF-60-40-SC
打錠機
HT-AP71LS-3L
打錠機
HT-BX32SM
打錠機
AQUARIUS D67
流動層造粒被膜機 ワースター
FD-SPC-120/32
造粒乾燥室
SMV-300,QJ700VHG
PTP包装機
FBP-400UC
PTP包装機
FBP-600Uライン
ピロー包装機
S-5680A
PTP包装機
FBP-600E3
MOVIE
流動層装置の原理をベースとし、底部にブレードロータを搭載したことで強制的に流動を促進します。 気流および粉体の流動は旋回流となり、底部に粒子が集中するため接線スプレーにより、効率的に品質良くコーティングすることが可能です。造粒時はトップスプレーを用い、ロータの回転数を調節することで転動・圧密作用を高めることができ、通常の流動層よりも重質で密度の高い顆粒製造にも適し、造粒、乾燥、粒子コーティング等が可能です。
錠剤・顆粒のフィルム、糖衣コーティングなど、多目的機能を有した全周パンチング式パン型コーティング装置です。スプレーミストが小さく、スプレーパターンが大きいスプレーガンの採用により、大容量スプレーが可能となります。
流体の造粒や粒子のコーティングを行う設備です。崩壊性や流動性に優れ、溶けやすい造粒物の製造に適しています。
造粒、乾燥、テイストマスキング、防湿コーティングなどに適しています。流動層の底から上向きにスプレーする「ボトムスプレー方式」により高収率を確保。
最大仕込み量600リットル。人の介在を極力抑え、旋回・昇降・反転機能を持つ自動タワーリフターを使用した、あらゆる粒径に対応できる汎用型混合機です。
自動水洗可能な、杵立数67本の大型複式打錠機。時間当たり24万錠の能力を誇り、大量生産に最適です。
3CCDカメラが搭載されており、高精度の色解像度を実現した錠剤検査機です。エリア画像をリアルタイムにモニタリング保存することにより搬送状態の確認ができ、安定した供給が可能です。
ハードカプセルに顆粒を充填する装置で、時間当たり125,000カプセルの充填が可能です。カプセルの変形や傷を防止し、常に安定した品質を確保できます。
1ショット10包の多列式分包機で、時間当たり4万包の能力を誇ります。また、シート外観検査システムの導入により、分包品の全数検査が可能です。
自動エアクリーナーによる瓶洗浄からスラット式計数充填機による過不足のない充填後、全自動キャッピング・ラベリング・箱詰め・オーバーラップまでの一貫ラインです。
充填包装機は10列の多列式で時間当たり3万包の能力を誇り、内容質量はフィードバック制御、カットは安全面を配慮したRカット仕様。各列式バッファーによる安定搬送を可能とし、インナーレス使用のカートナーからオーバーラップまでの一貫ラインです。
時間当たり15万カプセルの生産能力を誇るPTP包装機・FBP-600Uによる包装後、バッファ装置での集積・バンディング、ピロー包装を行うまでの一貫ラインです。
開発部では、様々な少量試作機や測定装置を用いて処方化検討・製法検討を行い、得られた情報を実機での安定生産に活かしています。